関空から石垣島までは2時間半。関空の中では、飛行機を見たり、搭乗口にあるキッズコーナーのすべり台をすべったり、子どもも楽しく過ごしました。搭乗口すぐ横にキッズコーナーがあるのは子連れにはとてもありがたかったです。飛行機では、退屈したのと狭いスペースで動き回ることができないのでかなり大変でした。でも、機内で配られたジュースや飴を3人分全部食べ、飛行機の窓から見える島を見ては「しーま」と言いながらなんとか石垣空港までたどりつきました。周りに迷惑をかけるのでぐずらないよう、ジュースやおやつを持ち込むべきだったと反省しました。
関空のキッズコーナー
石垣島は石垣牛が有名なのでランチに焼肉を食べに行きました。歩く道すがら、大きなやしの木が何本も倒れていたり、信号機がついていない道路がたくさんあったり、看板が飛んでいたり、台風の爪あとがいたるところに見られました。焼肉屋さん(たけさん亭)はそれでも営業していて、おいしく食べることができました。ランチでお肉、ご飯・麺類、デザート、飲み物の4つがそれぞれ自分で自由に選んで頼めるので、これで1800円はお得でした。ただし、焼肉屋さんはクーラーが効きすぎていて子どもがその晩から鼻をたらし始めたのが誤算でした。
石垣から波照間までは高速船で1時間。ちょうど波照間島の子どもで2歳ぐらいの男の子が前の席にいたので、大はしゃぎでその子と2人で「しま、ないねー」「しま、あったー」「はやーい」などと言いながら窓の外を見ていました。
波照間島に着くとすぐに宿の人が迎えに来てくれました。ただ、この2泊する宿というのがゲストハウスという素泊まり宿なのです。子連れなのでできればご飯がでるところがよかったのですが、この時期家族連れは少なくても大学生は夏休み中、けっこうお客さんがいるようです。もともと波照間島は小さな島で、宿自体が少ないので仕方ありません。私的には、うるま家という今年OPENしたばかりの宿がお勧めです。この宿には小さい子どもがいるらしく、家族連れ大歓迎だそうです。ともかくも、子連れにはせめて、朝食や夕食が宿についていてほしいものです・・・。素泊まり宿が多いくせに、食堂すら、5時までに営業を終えてしまい、夕方あいているのは島で2軒ほどなのです。台風後で営業していない可能性もあるのでこの日は、悲しいかなレトルト食品での晩御飯です。もちろん石垣島で購入済みです。
宿は、素泊まりハウス美波。狭いながらも、コンテナハウスみたいになっていて、6畳の畳と4畳の台所つきの離れです。荷物を置いて早速惣菜を買いに島を散歩することにしました。宿のレンタサイクルが出払っていたためベビーカーを押しながらうろちょろすることにしました。台風のためやっぱり食堂が閉まっていたので食材を買っていて正解でした。食料品店に惣菜があったので少し買って宿に戻りました。小さな島とは言え、歩いて回るのは遠くて、旅疲れもあり、その日はさっさと寝ました。
波照間の昔ながらの沖縄らしい家2日目です。子どもと私は早起きして近所を散歩しました。赤瓦にシーサーののっている昔ながらの古い沖縄の家が続いています。家の周りはサンゴの石垣と防風林として木が植えられています。波照間島も全島ライフラインが復旧しているわけでないし、あちこちで大きな木が倒れています。朝食は宿の人がサービスで用意してくれている食パンとインスタントコーヒーでした。天気がよかったので今日は朝一番から波照間島の北浜(と書いてニシ浜とよむ)に行くことにしました。レンタサイクルはベビー補助席がついている電動自転車にだんなが、普通自転車に私が乗って出発。自転車だと早い早い。10分ほどで浜に着きました。きれいな海でしたが、少し水温も低かったので子どもはヤドカリ探しをしてだんなと私は交代でシュノーケルをしました。砂地ということもあり、あまりたくさんの魚は見えませんでした。
ニシ浜一度宿に戻り、着替えて昼食を食べにHANA食堂へ。台風のせいであいている食堂はここぐらいなのです。意外におしゃれなお店でよかったです。午後からは日本最南端の碑のある高那崎へ。集落のあるところを通り抜け、最南端までは海のそばへと下りばかりで気持ちよかったです。最南端の碑のところまで行き、そこから海へ向かって歩くと琉球石灰岩が侵食されてできた大絶壁が1km続く高那崎、迫力ある眺めとなっていました。
最南端へ天文台も近くにあるのですが台風のため休館。こいでいくと道に野ヤギが。登録しているヤギは300頭らしいのですが、その数倍野ヤギがいて、勝手に群れて歩いています。子どもはヤギや牛が見えるのが楽しかったようですが、帰りは上りが多く、私は漕ぎ疲れて無口になってしまいました。小さな島とはいえ、昼食を食べてから2時間近く島を一周して疲れてしまいました。みんなで昼寝をして、その日の夕食は、昼食を食べたHANA食堂に再び。ここしかあいてないので、素泊まり客で行列ができていました。5時の開店同時に入ったのですぐに座れましたが、子どもはこの旅で覚えた「じゅーちゅ(ジュース)」を連呼しやっときたポテトのフライは食べたいわ熱いわで泣き、やっぱり落ち着かない夕食となりました。とまあ、波照間はどたばたでのんびり旅とはほど遠いものとなってしまいました。そして、今日発覚したことは、明日からの与那国島はレンタカーの予定なのに、だんなが免許を忘れてきたことです。なんとなく嫌な予感が・・・。
波照間島の泡波
泡波というこの泡盛、実は幻の酒といわれていてかなり入手困難なのです。もともと、島の人が飲むように2人の従業員で製造しており、人気が出たからといって製造量を増やしていないことが原因だそうです。島の人たちは、この泡波を適正価格600ml662円で買っていて、民宿の夕食に出たり、HANA食堂でも気軽に飲めるのです。値段は1杯300円から600円程度です。でも、おみやげにと思ってあちこちの食料品店に行ってみてもほとんど売り切れていて見つからないのです。かといって、島の外に出てみれば、1升ビンが8000円に(石垣島)! 2万円(本州)に!!私も三宮の居酒屋で、幻の泡盛、泡波1杯1800円というのを見たことがあります。果たして泡波は手に入れることができたのでしょうか?
泡波の酒造所前

波照間島の旅