Excelの基礎知識


Excelの概要
Excelはマイクロソフト社が作成し販売している表計算ソフトです。出来ることは縦、横に見出しを付けた表などを作成したり、その表からグラフを作成したり、同じ形式を持つデータ(例えば住所録)を入力し、並べ替えや抽出などの操作をしたり、または単に文章だけを入力したりと幅広く使うことが出来ます。もちろん入力、作成したデータは印刷することもできます。ただ、Wordと違い基本的には印刷を目的としたソフトではないのでうまく用紙上にレイアウトするにはいろいろと設定が必要です。一番多い使われ方としては売上の管理などが多いと思います。また複雑な計算も関数を使いこなすことで割りと簡単に出来たりします。この「関数」を使いこなすことこそがExcelの表計算ソフトとしての最も重要な部分です。Excelを基礎からしっかりマスターして仕事やプライベートに大いに役立てましょう。
1.ブック(book)
通常プログラムのひと塊のことを「ファイル」と言います。例えば一枚のデジカメで撮った写真は「画像ファイル」、音楽の入ったデータは「音声ファイル」など、と言います。Excelの場合も「Excelファイル」といっても差し支えないのですが「ブック」という言い方もしますので覚えておきましょう。Excelブックは左の図のようなマークで表示されます。(「練習」というファイル名)
2.ワークシート(sheet)
Excelを起動すると最初に3枚の白紙のシートが準備されます。この1枚1枚を「ワークシート」を呼びます。下に見出しがあり「Sheet1」「Sheet2」「Sheet3」と名前がついています。この1枚のシートには上に列名が「A,B,C,・・・」とついていますが、この「列」が256列横に続いています。更に左のほうに上から「1,2,3・・・」と行番号が続いていますがこの「行」は下のほうに65536行続いています。ただ画面に表示されるのはディスプレイの大きさの制限上、左の上の方だけです。でも広く使おうと思えば、右や下にスクロールすることによってとても広い範囲を使って作業することが出来ます。シートは削除したり、名前を変更したり、見出しの色を変えたり、場所を移動したり、新規のシートを挿入したりすることが出来ます。
3.セル
ワークシートには小さなマス目がびっしり並んでいます。このマス目の一つ一つを「セル」といい、1つの数字や文字や数式などを入力できるデータの入れ物です。表示ではセルとセルの境目には薄い灰色の枠線が見えますが、これは印刷はされません。ただのセルとセルの境界線だと思ってください。このたくさんある「セル」には一つ一つに名前がついていてそれをセルの「番地」といいます。例えば「A」列の下で「1」行目にあるセルは「セルA1」と表すことができます。「C」列で「25」行目のセルは「セルC25」と表すことができます。そして今現在選択されているセルは黒い枠線で囲まれています。これを「アクティブセル」といいます。例えばキーボードから数字を入力したり文字を入力したりした時にこの「アクティブセル」の中にデータが入っていきます。つまりWordでいうと現在の「カーソル」の位置みたいなものです。またマウスでセルをいくつかドラッグするとドラッグした範囲の全体が黒い枠線で囲まれます。これを「選択中のセル範囲」といい、背景色を変更したり、文字色を変更したり、罫線を引いたりなどの操作をしたときに、その操作の結果はこの「選択中のセル範囲」に反映されます。
4.列
4-1列幅の変更
ワークシートの上の方に「A、B、C・・・」と列ごとに名前がついています。その名前の列はそれぞれ「A列」「B列」「C列」というふうに呼びます。また列全体を選択するときには「A」や「B」の列名の真上をクリックすると列全体が選択されます。列の長さを変えることでその列のセルの長さが全て変わります。そして変え方は右の列見出しとの境界線をドラッグするだけです。境界線ではマウスポインタの形が両側矢印に変わります。そこで右にドラッグするとその列の幅が広くなります。左にドラッグすると狭くなります。またダブルクリックするとその列の中の一番長い表示データにあわせて、セルの大きさが必要最小限の長さになります。これを「列幅の自動調整」といいます。また、列名の上をドラッグして複数列選択することも出来ます。そのとき、選択中のいずれかの列と列の境界線をドラッグすればすべての列の長さがドラッグした列の長さに変わります。

4-2列の挿入・削除
列名の真上で右クリックするとショートカットメニューが出ます。その中の「挿入」をクリックすると現在選択している列の左に1列新しく列が挿入されます。「削除」をクリックするとその列全体が削除されます。「列の幅」をクリックすると数字を使って列の幅を変えることができます。
5.行
行高の変更、行の挿入、削除など列の操作方法と同じです。ただ挿入の場合、今選択している行の上に新しく挿入されます。
6.マウスポインタの形と、その形の時に行える操作
Excelではマウスポインタの形状によってその時にできる操作が変わってきます。そして形状は選択しているセルとマウスの位置関係で変わります
シートの上でマウスを押してないときはこの形状です。選択しているセルの中にマウスを持っていってもこの形状です。またこの形状のままドラッグすると複数のセルを範囲選択することができます。
選択しているセルの「右下の角」にマウスを持っていくとこの形に変わります。この時、下にドラッグするとセルの内容を行方向にコピーすることが出来ます。また右にドラッグするとセルの内容を列方向にコピーすることができます。この方法でコピーする操作のことを「オートフィル」と呼びます。
選択しているセルの上下左右の枠線の上にマウスを持っていくとこの形状に変わります。この時ドラッグすればセルの内容を移動することが出来ます。マウスを左ボタンを押したままドラッグし指を離せばそこにセルの内容が移動されます。


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