アニメ映画版[時をかける少女]

名作「時をかける少女」がアニメーション映画になりました。
主人公は、原作の主人公の姪。監督は、知る人ぞ知る名監督細野監督。
ひょんなことから「タイムリープ」という超能力を手に入れた少女の話。
非常に面白かったです。王道として万人受けする見事な映画。
スタジオジブリ並の背景に、躍動感のあるキャラクターの動き
声優の演技のすばらしさ、ストーリーの意外性
そしてなにより監督の演出、展開力。どれを取っても一級品でした。
実際ここのところ元気をなくしていた私ですが、
この作品を見て、大分調子を取り戻しました。
やっぱりいい作品を見るのは、大事なことだなあと強く思います。
今年出るアニメ映画の中では、恐らくトップの出来かと思われます。
笑いあり、涙あり。正にこれこそ映画でしょう。
あまり上演している映画館がないので
DVDが出たら是非見て頂きたい作品です。
以下感想詳細
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「時をかける」ということはどういうことか、と考えます。
時が断続的に移り変わるなか、自分の意識だけが連続的に繋がっている。
それはまるで、ふと過去を思い返した時の様であり
そして未来に思いを馳せた時の様でもあるような気がします。
ふと気付くとこの前まで子供だったような気がするのに
何故か自分はもう社会人となっていたりするわけで。
とりわけ高校の頃などを思い返すと、どうも印象が強すぎて
ふと今とどちらが現実なのかと軽く倒錯してしまいます。
この作品は、まるで過去の郷愁のように、遠景からの学校風景や
朝の坂道や、自転車置き場、広いグラウンド、夏の夜の自宅
夕暮れの土手が描かれて、まるで自分が今あの頃にいるかのような
描写をたくさん映し出します。
その中で、あまりにいきいきと動き回るキャラクターを見ていると
まるで自分があの中のどこかで、歩いているかのような錯覚をしました。
もうあそこには行けないのに、でも自分はそこにいて
その時自分は「時をかけていた」のだと
そして「時をかけて」今ここにいるのだと思ったのです。











