浪曲ってどんなものだろう?

浪曲って?

 日本人なら誰もが心に響くであろう心地良い三味線の音色。それに乗せて、程よくかれた良い声があなたを一時の夢の世界へと誘います。そうして時折うっかり眠ってしまいそうになるほど心地良いのが浪曲の世界です。浪曲は決して気負って聞くものではありません(多分)あなたも一度、疲れた心と身体のリフレッシュに浪曲を聞いてみてはいかがですか?伝統ある癒しの空間があなたを待っています。

 浪曲といえばまず皆さんが思い浮かぶのは、二代目広沢虎造の清水次郎長物でしょうか。それとも若い方には国本武春などがお馴染みかもしれません。古今東西、様々な個性の浪曲師がいますが、このサイトでは私達のお勧め、京山幸枝若を中心に紹介していきたいと思います。


 
どこで聞けばいいの?

@生で聞く。

 現在、全国で唯一の浪曲定席である浅草・木馬亭では、毎月1日から10日まで、2000円で浪曲を楽しむことが出来ます。しかも何と25歳以下は半額。25歳以下の方は急ぎましょう。ただし若い人が行った場合「浪曲だけど良いの?」と聞かれるかも。木馬亭では浪曲の他に講談も一緒に聞くことが出ます。
 また、上野広小路亭では若手浪曲が毎月開催されています。

 それ以外にも、地方では年に何度か浪曲大会が開催されることもあります。特に名古屋では東西の名人が集まることもありお得。浪曲大会と聞いて地味なものかと思いきや、うなりあり、歌謡ショーあり、ミラーボールは当たり前のド派手な世界!これは人生の先輩方が、我々若輩者にこの楽しさを隠していたとしか思えません。演目は様々ですが、年末には忠臣蔵物を扱うことが多いです。



Aテレビ・ラジオで聞く。

テレビで見る。
おすすめはNHK衛星放送で時々放送される「浪曲特選」です。1週間毎日放送されます。


ラジオで聞く。
 浪曲は、NHKラジオ第一で毎週木曜日の午後9時30分から「浪曲十八番」にて聞くことが出来ます。再放送は翌週の木曜日NHKラジオ第二で午後0時10分から。ちなみに毎週月・火曜日のこの時間には「名人寄席」にて名人の落語を聞くことが出来ます。これも面白い。

 浪曲に限らず演芸全般に興味のある方には、NHKラジオ深夜便の「演芸特選」がお勧めです。毎週(隔週かも?)土曜日の深夜25時過ぎから、NHKラジオ第一(またはNHKラジオFM)で放送されているこのコーナーでは、毎回様々な名人の落語や漫才、浪曲などを楽しむことが出来ます。半分寝ながら聞くもよし、週末の夜更かしのお供に聞くもよし。気楽にどうぞ。



BCD・レコードで聞く。

 CD屋の演芸コーナーを探してみると置いてあります。落語に比べると扱いが少なくてちょっと寂しい思いをしますが。幸枝若のものだと「会津の小鉄」シリーズが充実しています。

 あの何でも売ってる100均のダイソーでも「日本の芸能シリーズ浪曲」と「日本の芸能シリーズ女流浪花節」として浪曲があります。100円とは信じられない充実振りです。これはかなりお得なシリーズですので是非聞いてみて下さい。


 CD化されている演目・演者は限られていますので、もっといろんな物を聴きたい人におすすめなのはレコード。今はもうないのですがかつて浪曲を専門に扱うローオンレコードという会社がありました。専門レーベルだけあってかなりの数が録音されています。入手するには中古品を探す方法になります。
 大阪千日前の「大十」という店が浪曲を多く扱ってます。(07年9月に日本橋店に移転しました。)CDも充実していますし、カセットもかなり珍しいものまで揃っています。なによりお店2階にある中古レコードの品揃えが半端じゃないです。掘り出し物の良品がお値打ち価格で発見できますよ。詳しい店員さんもいますのでおすすめを教えてもらうといいかも。