(体力・体質)
中間証〜虚証(体力やや低下した人)
(目標)
もともと水毒のある人が、カゼなどをひいて、喘鳴、せき、くしゃみ、みずばな、ときに軽い呼吸困難などを訴えるものに用いられます。痰はつばのようにうすく、鼻水は水様で、せきはゼイゼイヒューヒューと喘鳴を伴い、よく上腹部腹直筋の軽い緊張や、心窩部(みずおちの付近)振水音がみられます。また、浮腫や関節痛などを主訴にとって使用する場合もあります。
小青竜湯の証で、口渇(のどの渇き)や煩躁(もだえくるしむ)を訴える場合は石膏を加え小青竜加石膏湯(しょうせいりゅうかせっこうとう)として用います。たとえば、関節の腫脹疼痛などで煩わしく痛むようなときにも石膏を加えて用います。
※振水音……仰向けにねて、指頭で腹部をつつくとポチャポチャと水の音がすること(胃アトニーの徴候)
(応用例)
気管支喘息、喘息性気管支炎、鼻炎、アレルギー性鼻炎、感冒、肺炎、湿性肋膜炎、浮腫、腎炎、ネフローゼ、関節炎など。
(薬方)
麻黄・桂枝・芍薬・甘草・乾姜・細辛・五味子3、半夏6 |