(体力・体質)
虚証(体力の低下した人)
(目標)
小建中湯(しょうけんちゅうとう)に黄耆を加えた薬方で、小建中湯を用いるような虚弱な体質で、それよりもさらに疲労状つよく、汗もかきやすく寝汗をかいたり、食欲不振や動悸・息切れ、腹痛などのみられるものに用いられます。 また、体力が低下しているために、回復し難い皮膚病にも用いることがあります。
また上記のような虚弱者で、カゼをひきやすく、微熱とせきがながく続くというようなときに用いてよいことがあります。
黄耆建中湯に当帰を加えた帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)は皮膚疾患で、体力が非常に衰えているため、回復する力がなくいつまでも長引くというものによく使用されます。
(応用例)
虚弱児童の体質改善、病後・手術後の体力回復、カリエス、寒性膿瘍、皮膚潰瘍、痔漏、るいれき、湿疹、アトピー性皮膚炎、慢性中耳炎、アレルギー性鼻炎。黄疸など。
(薬方)
芍薬6、黄耆・桂枝・生姜・大棗4、甘草2、膠飴20 |