138 桔梗湯(ききょうとう)

(体力・体質)
 虚証(体力の虚弱な人)

(目標)
 咽喉部の炎症で、疼痛、発赤、腫脹があり、嚥下困難を訴えるものに用いられます。熱のある場合は、熱があっても、寒けの方がひどく、すきま風がひどくこたえます。せき、喀痰、声嗄れなどを伴うことがあります。炎症症状が強く、発熱、悪寒、頭痛、身体痛、項背のこりなどがあるときは葛根湯に合方します。
 甘草湯や排膿散及湯、半夏苦酒湯などの咽痛や、麻黄湯、麻黄附子甘草湯、麻黄附子細辛湯などの咽痛との鑑別が必要です。

(応用例)
 扁桃炎、扁桃周囲炎、咽頭炎、喉頭炎などの初期または軽症のもの。

(薬方)
 甘草3.0、桔梗2.0

保険収載製剤別 「効能又は効果」一覧

ツムラ桔梗湯エキス顆粒
 咽喉がはれて痛む次の諸症:扁桃炎、扁桃周囲炎

添付文書の「効能又は効果」は保険適応になるか、自己負担になるか非常に重要です。 ぜひ、こちらもご覧ください。

もっと詳しく
おすすめします

漢方薬方の説明を読まれただけでは漢方的な考え方は十分には理解できません。
「症例から見た漢方」
「漢方の特質」「医界の爆弾」「皇漢医学」、なども是非ご覧ください。