005 桂芍知母湯(けいしゃくちもとう)

(体力・体質)
 中間証〜虚証(やや体力の低下した人)

(目標)
 関節炎やリウマチで、関節が次々と痛み、罹患関節が腫れ、発赤腫脹し熱感や強直感が有り、疼痛劇しく患部に触れられぬほどで、その周囲の肉は落ち、皮膚は乾燥して艶がないというもので、上衝(頭眩)、動悸、息切れ、自汗、吐気、脚腫脱状、足冷、口渇、腹直筋拘攣、脈数等を参考にして用います。また、この薬方は甘草附子湯の方意も含んでいますので甘草附子湯も参照してください。

(応用例)
 膝関節炎などで腫脹疼痛があり、膝関節が腫れて、上下の筋肉が萎縮し、鶴の膝のようになったもの、関節リウマチ、奇形性関節炎、諸神経痛、神経炎、産後の脚気、半身不随、下肢の運動知覚の麻痺、鬱憂性の蓄膿症、痘瘡、

(薬方)
 麻黄・防風・桂枝・芍薬・生姜・知母3、朮4、甘草1.5、附子0.5

保険収載製剤別 「効能又は効果」一覧

三和桂芍知母湯エキス細粒
 関節痛み、身体やせ、脚部腫脹し、めまい、悪心あるものの次の諸症:神経痛、関節リウマチ

添付文書の「効能又は効果」は保険適応になるか、自己負担になるか非常に重要です。 ぜひ、こちらもご覧ください。

もっと詳しく
おすすめします

漢方薬方の説明を読まれただけでは漢方的な考え方は十分には理解できません。
「症例から見た漢方」
「漢方の特質」「医界の爆弾」「皇漢医学」、なども是非ご覧ください。