澤瀉湯

「心下支飲あり、其人冐眩に苦む、澤瀉湯之を主る。」

 按ずるに心下は膈下也、水膈上にある時は喘満す、水膈間にある時は痞して悸す。故に惟眩暈をなす。此方和平にして軽剤なり、支飲眩暈軽き者此の湯を用ゆべし。若し流飲上逆に因て眩暈をなす者苓桂朮甘湯五苓散等を撰び用ゆべし。此の方澤瀉水気を泄し白朮土気を補て以て水に勝つもの也。

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