えた
中世・近世の賤民身分の一。牛馬の死体処理などに従事し、罪人の逮捕・処刑にも使役された。
江戸幕藩体制下では、非人とともに士農工商より下位の身分に固定、一般に居住地や職業を制限され、
皮革業に関与する者が多かった。一八七一年(明治四)太政官布告により平民の籍に編入された後も
社会的差別が存続し、現在なお根絶されていない。

おちうどぶらく(落人部落)
→落人村

こうしんじょ(興信所)
商事または人事について秘密に調査して、会員または依頼者に報ずる機関。
一八三○年イギリス人ペリーの創設。わが国では一八九二年(明治二五)大阪に初めて設立。
→調査会社、民間調査機関

とくしゅぶらく(特殊部落)
「被差別部落」のこと。
→同和地区、未解放部落、被差別部落

しのうこうしょう(士農工商)
士と農と工と商。江戸時代の封建社会の階級観念に従って、上位から順に並べたもの。
なおこの下に、えた・非人があった。四民。
→身分制度

しんへいみん(新平民)
一八七一年(明治四)えた・非人を新たに平民籍に編入した後も、なおこれらを差別して呼んだ俗称。

ひにん(非人)
江戸時代の賤民の一。「えた」と違って生産的な労働に従事せず、卑俗な遊芸、罪人の送致、
刑屍の埋葬などに従事した。

ふかしょくみん(不可触民)
インドの四種姓(ヴァルナ)制の枠外に置かれた最下層身分。
けがれたものとみなされ、差別をうけた。ガンディーはカースト差別撤廃を目指し
ハリジャン(神の子)と名づけた。
→ハリジャン

ぶらく(部落)
身分的・社会的に強い差別待遇を受けてきた人々が集団的に住む地域。
江戸時代に形成され、その住民は一八七一年(明治四)法制上は身分を解放されたが、
社会的差別は現在なお完全には根絶されていない。未解放部落。被差別部落。かつて「特殊部落」
→集落、地区

ぶらくみん(部落民)
部落に住む民の総称。