Noahの世界
―世界観―
ぐるりと高い壁に囲まれ、外の世界から隔離されている街。
あらゆる物を遮断する強固な壁はどこも内側に向けて傾いているため、人力で壁を越えることは不可能であり、街の住民たちも外に出ようと考えることもなかった。
そんな街の中央には中世の城のような大聖堂が聳え立っており、壁に閉じ込められた狭い世界で暮らす人々に生きる力と希望、そして平穏を与えている。
街に住む者は例外なく教会の庇護の下にあり、また、教会なくしては生きていけない。
そして、住民たちには、ある一つの特徴があった。
幼少期から成長期にかけて街の9割以上の人間が目覚める、セフィラと呼ばれる特殊能力。
セフィラには様々な特性が存在し、何か一つの特性を得る。
特性はもちろんのこと、行使する力の強さも千差万別。
セフィラは発動した時、行使者の瞳が各人固有の色に変化するのが一番の特徴となっている。
セフィラを持たぬ者をクリファと呼び、教会、ひいては街全体が忌み嫌っている。